昼寝は絶対ダメ?昼寝のデメリットや日中眠くなる理由&対処法について紹介します!

昼寝は絶対ダメ?昼寝のデメリット・眠気の理由・対処法について紹介

食後の眠気は強烈であり、そんな時の昼寝は気持ちいいですよね。しかし、そんな昼寝にはデメリットがあり上手に向き合っていく必要があります。

あやき

えぇ~、お昼寝ダメなの??日中の眠気をどうしよう??

今回は昼寝のデメリットや対処法など、昼寝と上手に向き合っていく方法について解説いたします。

昼寝がいけないと言われる理由

昼寝がいけないと言われる理由

初めに、昼寝のデメリットについて解説します。なんとなく昼寝に悪い印象を持つのではなく、どのような悪影響があるのかを把握しておきましょう。

夜の睡眠に悪影響を及ぼす

長時間(約30分以上)の睡眠や夕方以降の昼寝は、夜間の睡眠の質を低下させる原因になります。

特に不眠傾向の方は、昼寝によって寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めやすくなる可能性があります。

睡眠慣性によるだるさ

長時間(約30分以上)の昼寝は深い睡眠に入りやすく、目覚めた直後に頭が働かずぼんやりするような睡眠慣性の状態になりやすいです。

睡眠慣性の状態では、身体がだるく眠気が残るのでパフォーマンスに影響を及ぼします。

様々な疾患のリスクが高まる

1時間以上の昼寝を習慣的にとっている方は、糖尿病や心疾患のリスクが高まる傾向があるという研究報告もあります。昼寝が直接の原因とは断定されていないものの、注意が必要です。

参考文献

日中眠くなる理由

日中眠くなる理由

そもそも、日中眠くなるのはどうしてでしょう?続いては、日中に眠くなってしまう理由について解説いたします。

眠気のサイクル

脳は起きている間に睡眠物質を蓄積しており、これが一定量に達すると眠くなります。通常、起床から約8時間後と約22時間後に眠気が誘発されるため、6時起床の場合は14時頃が眠たい時間帯。

このタイミングでぐっすり眠ってしまうと、睡眠物質を必要以上に分解してしまい夜の睡眠分を食いつぶしてしまいます。

食事による血糖値の増減

炭水化物主体で糖質の多い食事を摂ると、血糖値が一時的に急上昇します。その後、血糖値を低下させるインスリンが作用し、血糖値が急降下。

この急激な血糖値の増減が眠気の原因になると言われています。

日々の睡眠不足や疲労の蓄積

睡眠には日々の疲労を回復させる役割があり、肉体や脳の疲労の蓄積が睡眠を誘発するとも言われています。

また、慢性的な睡眠不足も睡眠負債として蓄積し、日中の眠気や倦怠感につながる要因となります。

眠気の対処法&効率的な昼寝

眠気の対処法&効率的な昼寝

続いて、日中の眠気の対処法について紹介します。

また、昼寝も時間やタイミングを意識すれば作業パフォーマンスを向上させる武器になるため、効率的な昼寝についても解説いたします。

カフェインの摂取

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには覚醒作用があり、眠気を一時的に軽減する効果があります。眠気覚まし以外にも、疲労感の緩和・むくみ予防・頭痛の軽減などに効果的であると言われています。

成人1日あたりのカフェイン推奨摂取量を400㎎以下と定めている国もあり、飲みすぎには注意しましょう。

夕方以降の摂取は夜の睡眠に悪影響を与えるため注意が必要です。

軽い運動やストレッチ

座りっぱなしで血流が悪くなると、脳に十分な酸素が行き渡らずに眠気を感じやすくなります。立ち上がって歩いたり、ストレッチや深呼吸などの軽い運動で眠気をリセットしましょう。

水分を補給する

脱水症状は集中力低下や眠気の要因になります。水分補給は眠気の予防や改善につながるとともに、冷たい水を飲むことで一時的に目が覚める効果もあります。

効率的な昼寝(パワーナップ)

パワーナップと呼ばれる12時から15時頃に行う短時間(10分~20分程)の昼寝は、生産性を向上させる手段として企業にも導入されており、眠気を解消し集中力や記憶力を回復させるのに効果的です。

一方、長時間(30分以上)の昼寝は睡眠物質の分解や睡眠慣性による倦怠感につながりやすく、夕方以降の昼寝も夜の睡眠に影響が出やすいので、睡眠時間とタイミングには充分注意しましょう。

眠気や昼寝を理解して快適な生活へ!

眠気や昼寝を理解して快適な生活へ!

今回は昼寝のデメリットや日中の眠気への対処法について解説いたしました。眠気は誰しもに訪れるものであり、日常的に対応していくことが必要です。

睡眠のサイクルを整えて、作業パフォーマンスを向上させるように昼寝と向き合っていきましょう。

ずい

この記事がお役に立てれば嬉しいです!

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「寝サポ」をご覧いただきありがとうございます! アクティブスリープ指導士の資格を持つ筆者が快適な睡眠と安定したメンタルを保つために役立つ情報を紹介いたします! 【経歴】明治大学卒/食品メーカーの営業や百貨店内の小売店で販売員を経験/アクティブスリープ指導士(ベーシック)の資格取得(2025年)