眠りたい時に心や気持ちを癒してくれる音楽が聴きたい。そう思う方も多いのではないでしょうか?
森のざわめき・川のせせらぎのような自然音だけでなく、音色が耳に残るオルゴールやピアノなど、穏やかな眠りへと誘うヒーリングミュージックが数多く存在します。
今回は睡眠導入に最適なヒーリングミュージック6選を紹介しますので、睡眠前のBGMの参考にしてみてください。
目次
ヒーリングミュージックとは?

ヒーリングミュージックとは脳波をα波の状態に近づけ、心地の良い状態を作り出す音楽のこと。また、リラックス効果をもたらし心身の疲れをとる事を目的として聴く音楽でもあります。
音質の特徴は、単調かつゆったりとしたテンポのものが多く、自然に近い音を使用し主に一定のリズムを繰り返し再生します。
ヒーリングミュージックを聴くことにより、脳内で幸せホルモンとも呼ばれているセロトニンが分泌され、不安や緊張が和らいでいることが科学的にも証明されています。

α波とは、リラックスしている時に出る脳波のことを言います。
眠れるヒーリングミュージック6選

続いて、眠れるヒーリングミュージック6選を紹介します。
自然音
自然音とは生物や自然現象から発せられる音の総称で、雨の音・風の音・虫の鳴き声・焚き火の音・鳥のさえずりを指した音を言います。
筆者おすすめの自然音は焚き火と川の組み合わせ。炎の揺らぎと時折聞こえるパチパチとした音、流れる水の音は頭の中をクリーンにしてくれるかのような感覚に浸れます。

今回の自然音は、キャンプを想像しますね!
オルゴール
機械仕掛けにより音楽を自動で奏でる機械楽器のことをオルゴールといいます。
オルゴールは構造上、音の選択肢が限られているため単調な曲で不要な音がありません。弾む様な透明感のある音色が流れます。
筆者おすすめのオルゴールはディズニーとオルゴールの組み合わせ。名曲を静かに聴くひとときは、眠りに最適ですね。

私は、ジブリとオルゴールの組み合わせが好みでした!
アンビエント・環境音
「アンビエント」は英語の”ambient”に由来し、「周囲の」や「あたり一面の」という意味です。
またBGMとして使用される音楽をアンビエントミュージックと表現します。意識させる事がなく、環境や感情に溶け込む事を目的とします。
スローテンポである特徴がありますが、アンビエントミュージックは自然音やソルフェジオ周波数が掛け合わされた様な音も多々あります。

今回はJAZZメインのアンビエントミュージックを選びました。
クラシック・ピアノ
「ベートーヴェン」「ショパン」「モーツァルト」など有名な作曲家のもと生まれた楽曲をクラシック・ピアノといいます。
作曲家の個性や独自性を追求された複雑かつ繊細な音を表現された音楽で、舞台芸術(オペラ)には情景や感情表現の1つとして使用されることもあります。

実際に弾いているのがいいですね!
ソルフェジオ周波数
ソルフェジオ周波数は、簡単に表現すると「音階」を意味します。また「愛の周波数」とも呼ばれており528Hzの周波数で副交感神経を優位にし、リラクゼーション効果を高めるとされています。
リラクゼーション効果を高める周波を発する楽器として音叉があります。
音叉は様々な用途で使用されます。楽器の調律をする時。聴力検査やリハビリといった医療行為。心身の調整・リラクゼーションを目的としてスピリチュアルな使い方があります。

ソルフェジオ周波数を含んだ音楽を選びました!
ホワイトノイズ
低音から高音にかけて全ての周波数を均等に混ぜた音をホワイトノイズと言います。人の耳に聞こえる全ての周波数が均等に混ざっているため不快な音を掻き消す効果があるとされています。
リラックス効果・安眠効果・赤ちゃんへの効果があるとされ、赤ん坊が母体にいる時に聞いている音に似ていることから安心して眠れる特性があります。

ホワイトノイズは、換気扇の音やテレビの砂嵐の音とも表現されています。
ヒーリングミュージックとASMRの違い

ヒーリングミュージックとASMRの違いについて解説いたします。
ヒーリングミュージック | ASMR |
---|---|
環境音 | 人工的 |
特定の音に焦点を当てない | (特定の音)トリガー |
心地よい・心に刺激を与える | ゾクゾク感・体で感じる |
分かりやすく分けると3つ違いがあります。音を聴くこと自体は変わりませんが、音を聴いた後の人体への影響が変わります。
リラックスしたい・心を落ち着かせたい時には「ヒーリングミュージック」。安心したい・刺激がほしい時には「ASMR」がおすすめです。
ヒーリングミュージックの効果的な聞き方は?

ヒーリングミュージックの効果的な聞き方を解説いたします。
静かな環境で、部屋の灯りは間接照明に切り替えましょう。アロマを焚いてみたり・温かい飲み物を飲みながらなど、リラックスした状態で聞いてみましょう。
就寝前のリラックスに。集中力を持続したい仕事や勉強中に。心と体をサポートする手段としてヒーリングミュージックがおすすめ。
ヒーリングミュージックの注意点

最後にヒーリングミュージックの注意点をまとめました。以下の事を注意してヒーリングミュージックをお楽しみください。
長時間再生による聴覚疲労
ヒーリングミュージックは程よく取り入れることによってリラックス効果を高め心と体のバランスを整える作用はあります。
しかし長時間、音を聴き続けると聴覚疲労になる可能性があります。聴覚疲労は、長時間騒がしい環境にいることによって、脳や耳に負荷がかかり耳鳴り・めまい・集中力の低下・苛立つ症状が現れます。
タイマー設定にしてから就寝したり、何時間視聴したら音を消して耳を休ませるなど工夫しながら視聴しましょう。
音が逆に気になる人もいる
音が不快に感じる場合があります。不快に感じる事が全て当てはまる訳ではありませんが、中にはミニソフィア(音嫌悪症)や聴覚過敏によって心地よく視聴できない事があります。
過剰に嫌悪感を抱いたり、人が気にならない音に過敏になり、嫌悪感や苦痛を感じる状態になります。不快感を感じた場合は無理せず視聴を控えましょう。
自分に合ったヒーリングミュージックで快眠を!

今回は、眠れるヒーリングミュージック6選にして紹介いたしました。またヒーリングミュージックとASMRとの違いについても紹介しています。
ヒーリングミュージックといっても、幅広い音があることが分かりました。自分に合ったヒーリングミュージックで快眠するサポートができたら嬉しいです!

最後までご覧いただきありがとうございました。
ヒーリングミュージックとASMRの違いも解説いたします!